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続きです。
ほぼ全体が見えてきました。
あとは副咬頭と歯根右側が少し隠れているので完全に出していきます。
唇面はこれで終了です。
ウエットティッシュで削りカスを拭いました。
このあとは瞬間接着剤で補強した後、周りを掘り込んで母岩から取り出します。
掘り出している途中。
クレタラムナ 双葉層群
舌側面 です。歯根に瞬間接着剤などは塗布してなく、そのままの状態です。
唇側面です。
最初、こちら側から出ました。
歯根を瞬間接着剤で補強しながらクリーニングしたのでテカっています。
どんな理由で主咬頭先端が欠けたのでしょうか。
欠けが分かったときはガッカリしましたが、この歯の持ち主が、何か硬いものを噛んだ時に欠けたのか、それとも堆積時に何か欠けるような原因があったのか、八千数百万年前に思いを馳せるひとときにもなりました。
ご覧下さり有り難うございました。
